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土地探しの秘訣②

土地選びに奔走されている方もいらっしゃると思いますが何故、
工務店は土地選びから
ご一緒したいと考えているのでしょう?
本業は家つくりなんですよね?
良く出てくる疑問です。

 

今まで住まれていた場所を分けて頂く場合と、新しく造成して
住宅地にした分譲と、大きくはその二つに分かれると思います。

 

どちらにしても「住まいを建てるための土地」であって、
そのための準備がすべて備わっている、という前提で捉えている方が多いです。

 

しかし、そのほとんどがどんなお家がどの位置に建つのか
その土地のある範囲において地域の特有の事象がどれくらいあるのか?は
しっかり把握できていない状態で売買されています。

 

もちろん重要なことは説明をされることになりますが
こと、住まいの内容に関わることは土地を取得した、皆様に委ねられています。

 

地盤の良しあしを判断し、地域の防災について、理解し
近隣の被災リスクを判断するのはあくまでも土地購入する皆様、ということです

 

近年では、各地域行政で防災の観点からハザードマップを整備しています
これによって、多くの周辺情報が手に入るようになり、土地選びもより詳細に知ることができます。

 

しかし、実はこれだけでは分からないことも沢山あります
いろんな情報が重なっていますが歴史的な観点や、ハザードマップの
危険とされる部分の考察から該当する土地の周りを見ていきます。

 

並行してその土地の地盤の様子を地盤調査していきます。その結果を見比べていきながら
土地に住もうとするカタチを想像していきます。

 

そうなんです、連動して調べないと「ちゃんとした暮らしの計画」ができないのです。
住まいのカタチを設定しない不動産販売の段階で、その土地が
「未来に受け継ぐべき土地」
なのかを判断するのが、とても難しい。

 

沢山のことが分かってきた中で誰もが自分たちの範囲で
分かることしかしないのはとても危険だと感じています。
「土地から工務店と関わる」
ことは、暮らしを大切にそして引き継いでいくために必要な準備であります。

 

暮らしつくりを考えているならば、土地や土地の周辺の考察ができる
工務店に相談することをお勧めします。