STAFF BLOG

有機フッ素化合物

土地土地で違うものに
「水道水」があります
水源が違うため
場所によって違いがあります

もちろん上水道の品質基準を
守っているために
大きな違いはないはずなんですが
そもそも基準にない
物質などが最近取り沙汰されて
います。。。

 

有機フッ素化合物というもので
PFAS、PFOA、PFOSなどがあり

 

PFAS(ピーファス)
防水スプレー、撥水剤、表面処理剤、
乳化剤、消火剤、コーティング剤など
自然界で分解されにくく、
環境中に長く残留する
発がん性や子どもの成長への
影響など有害性が指摘されている
PFASは、1940年代から
防水スプレーやレインコート
フライパンや食品の包み紙
消火剤などにも使用されています。
PFASは、各地の井戸水などから
検出されており、水質汚染が問題です
PFASの除去には、活性炭入りの浄水器や
逆浸透膜(RO膜)を利用した
水処理技術が有効です。

 

PFOA(ピーフォア)
フッ素樹脂加工助剤、界面活性剤
コーティング剤、レインウェアなど
難分解性、高い蓄積性、
環境中で分解されにくい
「永遠の化学物質(フォーエバー・ケミカル)」
がんの発症や、胎児への発達異常を
引き起こすおそれがある
日本では2023年10月22日に
製造・使用が禁止された
PFOAは、環境中で分解されにくく
土や川に残り続けるため
環境汚染を引き起こすリスクがあります
また、体内に取り込むと
蓄積されやすいことから
有害性が指摘されています。
日本ではPFOAの製造・輸入等が
原則禁止されています

 

PFOS(ピーフォス)
半導体、金属メッキ、
液晶ディスプレイ、写真フィルムなど
化学的に安定しており、
水溶性かつ不揮発性のため
環境中に放出されやすい
河川などに移行しやすく
難分解性で長期的に環境に残留する
生物蓄積性、長距離移動性も
認められている
コレステロール値の上昇、
発がん、免疫系等との関連が報告されている
2009年に一部の用途を除く
製造・輸入・使用が禁止
2018年には全面的に製造・輸入が禁止
2020年には厚生労働省が
水道水の暫定目標値として、
PFOSとPFOAの
合計値を50ng/L以下と設定した

 

このような物質などが
近年大きな問題になりつつあります
滋賀ではどうなんでしょうか?
河川や琵琶湖ではこうなっています→河川の水質
水道ではこの結果→滋賀県の水道の水質
数値は低いですが
出ているところもあるようです

 

目標値はあくまで出始めたから
関係機関が設定しているだけであって
これからはもっと
影響があると思われます
水道水の浄水を
考えていくタイミングであるかも
しれません。
お住まいの場所の水質は
滋賀県ならご相談ください