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瓦屋根って実際どうなのかな?

屋根の大きな役割として
防水する。
水をいなして流す。
同じように見えて
まったく違うと感じてます

ずっと板金屋根を勧めています
それはまず
・軽くて施工がしやすい
・板金自体の耐久性が高くなった
・太陽光が取付しやすい
こんな理由とともに
・葺き方が多種ある
・葺いた収まりがキレイ
・難しい収まりができる
どんどんスマートにもなって
工務店のつながりでも
採用率は高い。というかほぼ

そこで考えることは
野地板の健全性
つまり板金の下の板は
どうなるのか?
極端に水分が取れない収まりの場合
野地板が腐るなどの劣化が早くに起こります。
なので水分をちゃんと移動できるように
通気層に向かって水蒸気で放出できる
ようになっています。

一枚板になる立ハゼ板金葺きに対して
重ね合わせになる横葺き板金もあります。
少し隙間ができるのと
嵌め合いの部分から蒸散が期待できます
そんなに多くは無いのですが。。。

そんな中、瓦を見直してみると。。
か、カッコいい!!
素敵すぎる。。
阪神淡路大震災時に
重いから倒壊したということで
その後は軽量屋根がもてはやされて。
建物の構造体の劣化
そのうえで土葺き
重なって被害が大きくなった
なので、桟葺きなどの
軽量化が一気に進みました

換気もうまくできるようになり、通気層とに相性も抜群に。
屋根面からの蒸散は、細かく並べる瓦屋根は
とっても有利になります

特に美しさは群を抜いていて
やはり僕たちには
とても安心できる景色
かっこいい!と今の世代でも
思える普遍性があります

水をいなすその技術は
悠久の歴史があります
特に焼成の技術は
今はとても高いので
瓦自身の強度と耐久性は
全く心配ないレベルです。

さあ、使わない理由がなくなりました