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ミシュラン2つ星は伊達ではなかった!!!

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T社長の来阪に伴い、食事会をしてくださることとなり大阪・豊中まで参りました。
新人(?)であるA社員さんのお披露目会と称し皆で集まることに。
松尾さんも社員の今瀧さんを連れて打ち合わせが大阪であるということで
松尾さんチョイスのお店に行くこととなった。

大阪モノレール少路駅より歩いて5分、幹線道路沿いにあるビルの2階に
ちょっと入りづらそうな店構えとともに大きなドアが迎えうつ。

松尾さんとは先日の栗東講演以来ですが、その時も話題になっていた
「ミシュラン」での食べ歩き。
世界中の食通を唸らす、ミシュランの選考調査員には日本人の方もおられるらしく
いつ調査されたかも分からないという、建築業界には全く考えられない手法での
評価方法で星の数でおすすめ度を図ると言うもの。

今回は2つ星という、少し敷居の高そうなイメージだったが、 
まず個室ということで、恥をかかなくて良さそうだった。
実はここは重要で、カウンターなんかに並んだ日には、食事の作法・注文の仕方・周りへの気遣い・・・・・
日頃のボロが出まくる中で、食事の味なんて判るわけね~~となるトコロですが、
個室はまぁ、賄いさんが来られる時だけ緊張してりゃと(笑)ズルができるわけで。。

さて、料理ですが、少しの料理が沢山出てくる懐石ムード満点のタイプ。
松尾さんにして「仕込みの時間考えたら頭が痛くなる」と言わしめた、手の込んだ料理の数々。
聞いたことのない食材を説明頂き、ほとんど覚えていないという暴挙www

とにかく手を抜かない一連の流れ。圧巻は土鍋の「ご飯」でした。
水です。水が全く違う。全く雑味のない水。それでしっかり精米したお米を浸けてしっかり吸わせて
きっちり真面目に仕事してあり、硬さ・ツヤが完璧だった。
本当に仕事にビックリさせられたお店だった。
ミシュラン、買って調べて見てください(笑)

建築の世界にもこういったシステムを作れないか、舌という、ものすごくファジーな人間の感覚なのに
研ぎ澄ました人間が探し当てるのは、本当にハズレがない!と松尾さんも言う。

空気の環境は人によって体感温度が違うし、快適温度が違う、と
一般的にはよく講習でも聞く。本当だろうか?もしかして感覚を磨けば判るのでは??

お腹が減っていると言う、ものすごい「調味料」はあるが、食事が進むに連れて膨れるはずで、
圧巻のご飯は最後に出てきたのである。

いつか、建築のミシュランをやってみたいものである。。。