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住まいと共に生き方や思考が変わるのではないか?①

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住まいの環境を変えよう!と思い立ってパッシブハウス・ジャパンの門を叩いて
6月で3年目に突入する。怒涛のような月日であったが、非常に濃い毎日を過ごしている。

もともとの発端を紐解いてみると、まずペアガラスに興味を持ち旭ガラスの「サンバランス」を採用したそれまでは空気層6mmのペアガラスをアタッチメントで単板サッシに取付け設置。しかし最悪の条件(北窓・居室・カーテンあり)で結露してガッカリして探し当てた。

そして次世代省エネルギー基準というのを知り、当時断熱の厚みを幾らにするのか悩んでおり 目の前が開けたのを鮮明に覚えている。そして現場発泡ウレタンとの出会い。これはセンセーショナルだった。だって、2日程で作業が終わり、隙間もほとんど出ず(?)、施工精度が一定になる!こりゃ凄い!と。

その頃の話題は「結露」だった。やはり壁体内結露が怖く、アクアフォームを使い出すも、2件で中止。フォームライトSLとアイシネンで価格で変更している。どちらも透湿抵抗が低く、内部に透湿させない方法にしているので、外部面材を透湿抵抗を下げ通気層で逃がすとしていた。

床断熱が関西では多く、「なぜ?」と調べると出る出る「シロアリ」の文字。外張り断熱を真似た西日本各地の基礎外断熱材からシロアリ君が登りまくりだった。そんなのを見て恐ろしくなり、床断熱へ。そうすると出ない気密に興味が湧いてきて、あれこれ気密シートを探す様に。

そうして建てさせて頂いた、お家で「???」となってしまった。建築地の違うお宅で、室内の環境が全く違った。滋賀県は北部と南部での気候がⅢ地域とⅣb地域程違うのだが、まさにそのまま自然温度差がでてしまった。

「なんで?なんで?」となり、開けた扉が閉まってしまうはめに。調べていくうちに次世代っていう未来の名前の基準は平成11年にできており、設定が古いということと、Ⅳ地域(当時は2分割 ではない)のがなんて広範囲なのか!味噌もクソもいっしょか!と嘆き。

そうやってたどり着いたパッシブハウス・ジャパン。さてそこからどうなっていったのか?
続く(笑)