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住まいと共に生き方や思考が変わるのではないか?②

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さて、前回の続きではあるが、パッシブハウス・ジャパンに入り最初に参加したセミナーは「省エネ建築診断士セミナー」だった。実際に建物を建てる為に必要な沢山の建築物理といわれる、様々な現象の元になる基礎学問を学ぶことに。全く知らない知識であったため夢中で講義を受けた。

明日試験という晩に懇親会があり、一人で受験していた私にとって、少しでも前日の緊張を解そうと考えて参加をした。今でもその時名刺交換して頂いた、パッシブハウス・ジャパンのメンバーさんには本当にお世話になりっぱなしである。そのまま厚かましくも理事たちのおられる2次会までつきまとい、多分非常に失礼をしたのだと思う。いい思い出ではあるのだが(笑)

そして晴れて合格となったのだが、思い返すとここからの建築観の変化が凄まじい。最初に見たパッシブハウスは鎌倉PHと秩父PH。どちらも恐ろしいスペックを持っているが外観では全く分からず、玄関の扉を開けてから驚愕し学んだ色々の事が走馬灯の様に浮かんでいった。

今も勉強し続けてはいる。そしてこれからもそのつもりではある。
しかし本当に信じれることは、「エネルギーと快適と健康を叶える家」が、私にとって一番重要でそれを信じて生きていくこと。その方向性は絶対間違っていないと感じていること。

まだまだ足元にも及ばない「温熱の若造」だけれども、絶対素晴らしいウチをつくる建築屋であり続けたいとおもう。