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家の掃除について②

 

掃除の原因になるホコリは衣服や人間が外から持ち込むものです。
しかし、なぜ壁や天井にまで付くのでしょう??
答えは静電気にありました。
化繊の靴下で、樹脂の塗装がしてあるフローリングを歩くとプラスの静電気が人間に
たまっていきます。そしてマイナスの静電気をためやすい塩化ビニールのクロスに
人間からプラスに帯電したホコリが飛んでいきます。
クロスに張り付いたホコリは引っかかって壁に残るもの、帯電が解け、はらはらと
落ちていくものが出てきます。それが壁や電気の傘に積もるのです。
ここでピンと来た人は分かるはずです。そうです。帯電しないようにするんですね!
つまり
①裸足で歩く
②床材を変える(樹脂塗装フローリング→無垢フローリング)
③クロス材を変える(樹脂ベースクロス→紙・珪藻土クロス)
にすることで、もとになる静電気をできるだけ起こらないようにします。
乾燥していても静電気が起こりやすいので
④湿度を安定させる(湿度30~70%の間程度)
によって、さらに起こりにくくしましょう。
①は簡単そうで難しいです。
女性が通年通して裸足でまったく気にならないのは
床面温度23度以上
と言われています。男性はもう少し低く
床面温度21度以上
と考えています。
これを維持できるだけの性能があれば、掃除もらくちんになるお家ができます。

結論:暖かく涼しい自然素材の家=掃除が楽な家

ということになります。色んなお家を見る時に、こんな視点で見てくださいね!